もと大田区議会議員で大田区長選挙にも立候補した岡高志です。クリスマスのNHKニュースで 大田区成人式 を中止するとの報道が
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、東京・大田区は、来月行う予定だった成人式を中止する方針を固めました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20201225/1000058050.html
成人式が中止されるのは東京２３区では初めてと見られます。
今年度の成人式について、大田区は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、式を２回に分けて開催したり、座る間隔を空けたりするなど、感染対策を徹底させて来月１１日に行う予定でした。
しかし、感染の再拡大を踏まえ、区が２３日、成人式の開催の可否について、感染対策で連携する東邦大学の専門家を交えて議論したところ、専門家からは直近の１週間の感染者数が２１１人と過去最多になり、医療体制がひっ迫していることや、感染者の中に若者が多いこと、それに収束が見通せていないことなどから、「開催は慎重に判断すべきだ」という意見が出されたということです。
区では、中止する代わりに、新成人に少しでも式の雰囲気を楽しんでもらおうと、大田区出身の著名人などから成人を祝うコメント動画をホームページ上で見られるような対応を行うということです。
大田区は「感染が拡大する中で開催した場合、交通機関や式前後の会食で密になり、さらに感染を広げる要因になる可能性がある。区民の健康と安全を守ることを第一に考え、やむをえず中止を決断した。人生の門出を会場で祝えないことは大変残念だが、ご理解いただきたい」とコメントしています。
若い人が唯一参加する区公式行事が2週間前のドタキャンというのは大変残念。
区議会議員のころは、毎年のように会場前であいさつ活動をしながら、新成人にとっての特別な一日を共有させてもらっていました。
中止にすればよし、という行政の姿勢は批判したい。
成人式の開催の可否について、東邦大学の医療の専門家を交えて議論したら、中止の判断しかあり得ないと思うだけに、もっと多様な立場で議論をすべきだったろう。
20歳の若者主体の実行委員の皆さまが、お気の毒です。
自治体が提供する成人式の意義
新成人たちで成人式の着物用意しちゃった人は、 着ていく先がなくなっちゃったろう。
プライベートでやる成人式パーティーはどうしても飲食がかかせないから、 大学からお叱りを受ける可能性もある。
成人式中止のニュースから、 20歳の若者に自治体が提供できる行政サービスの大きなものは地域のみんなが集まれる同窓会としての成人式の会場提供かもしれないと気づきます。
オンライン開催の内容は？
成人の日当日 午前１１：00から 成人のつどい運営委員会特設ホームページにて
https://www.ota2021seijin.com/
大田区長、大田区議会議長からのお祝いメッセージのほか、
オリンピック内定選手や大田区出身の著名人から新成人に向けたビデオメッセージ、
新成人の運営委員による特別企画をお楽しみいただけます。
成人式を中止してオンラインに移行ですることは、来賓メッセージを流すから聞けとのこと。
太平洋戦争終戦8月15日の玉音放送でもあるまい。
オンライン同窓会を 大田区成人式 として提供してしまおう！
成人式を延期せよという意見もあるけど、成人の日は特別な祝日で、新成人が気兼ねなく休んで、集まることができる特別な一日だ。
完全ソーシャルディスタンスでリアル会場で開催するならば、絶対マスクで記念撮影、アフター宴会は自粛警察がパトロール。
オンラインで開催するならば、来賓メッセージを配信するだけでなく、地域の大規模同窓会要素を楽しめる設計にしていないと新成人が参加するだろうか。
ZOOMのブレイクアウトルームで様々なカテゴリの同窓会やったら楽しい。小6から中3までのクラス会、部活会（帰宅部含む）、学校枠を超えた大会枠など回していくと新しい出会いもあるね。
蒲田のあちこちの居酒屋で若者が悪目立ちする1月11日を回避するために、オンラインにくぎづけにしたいものだ。
新成人への祝福と地域の安寧がともに満たされる成人式となることを願います。
