もと大田区議会議員おかたかしです。
緊急事態宣言が今週発令されるかも。ということですね。学校が休みになるほか公共施設がストップする以外の強制力が乏しいアナウンスを今さら?という思いになります。
COCOA:新型コロナウイルス接触確認アプリCOVID-19 Contact-Confirming Application
COCOAは意味があるのか、という昨夏以来のお話です。
COCOAはコロナ陽性者に接触していたことがわかるとお知らせしてくれて、早期にPCR検査をして感染拡大を抑えるスマホアプリ。
幸いにもコロナ陽性者に接触していないからか、通知が来なくて安心。いや、もしかしたら、陽性者がCOCOA登録しないから、アプリ使ってる意味ないのではないかと、調べました。
COCOA 登録者数の状況
陽性者の登録者数は、5,000人余りでした。
累計患者数20万人対比で2.5%
DL数2千万件で国民の20%であることからすると、なんだか切ない。
コロナ陽性者と診断された場合のアプリへの登録は、利用者の同意が前提であり、任意です。任意だから、登録が少ないとも言い切れないようです。
陽性者のCOCOA登録の手続
コロナ陽性の診断がされたら
保健所から連絡があり、COCOAの陽性者の登録を希望すると伝えると、SMS又はメールで「処理番号」が届きます。
届いた「処理番号」と症状の有無、発症日又は検査日を速やかにアプリ上で入力すると、登録が完了します。
COCOA登録エラーのいくつか
厚生労働省のサイトによれば、いくつかの登録エラーが発生することがあるようです。
- 処理番号のエラー
- Bluetoothが無効
- COVID-19接触のログ記録が無効
- アプリをインストールした直後など、スマートフォンに接触記録が無い
スマートフォンが接触の記録を保持していない場合には、陽性者としてアプリに登録できない仕組みです。
COCOAのこれから
よくよく考えると、すでに症状のでているコロナ陽性者は外出してないはずです。
そうした陽性者からの感染リスクを抑える効果はあまりないのかもしれません。
日本人含めた外国からの帰国者・入国者に対して、移動を追跡するシステムを義務づけようと国も検討しているようです。
COCOAの運用実績も踏まえて、新しいシステムを提供してほしいですね。