JR東海が推進する中央リニア新幹線。
品川駅を出て大深度地下を名古屋に向かいます。
大田区では、東雪谷に非常口の縦坑が掘られるほか、
中原街道周辺の地下を掘り進めていきます。
全体ではすでに工事がはじまっています。
大田区では
東雪谷の非常口工事の説明会が開催されています。
中央新幹線 東雪谷非常口新設工事 説明会がはじまりました。
参加者は80人ほど。地域の関心は高いです。
今年1月に工事契約が締結されてまして、これから工事が進みます。#リニア新幹線 #JR東海 pic.twitter.com/4i99ib6800— 岡 高志 大田区議会議員(2期目) (@okatakashi_oota) March 30, 2018
大深度地下を掘り進めて行くことについて
大深度地下使用の認可申請に関する説明会が
5月11日 下丸子
5月17日 奥沢
で開催されます。
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000036709.pdf
新しく中央リニア新幹線が整備されても直接住民に便益は認めがたいものです。
私たちの住環境にどこまで悪影響があるのか
周辺住民の一人としてもしっかり伺ってまいります。
10兆円ともいわれるメガプロジェクトを一民間企業が継続できるのか?
工事や運行の事故で大損害が発生した場合に、住民にも含めて補償する力がJR東海に備わっているのか?
地震などで東海道新幹線がダウンした場合の代替路線にもなると説明されている。
1日36万人の輸送力を現在の東海道新幹線は有しているが、
中央リニア新幹線の輸送力はどう計画されるのか?
もしも一度に多くの人を運送できるのであれば、何かの時に非常口から脱出するのに何分かかるのか?
疑問は尽きません。
【追記 2018.8.6】
説明会では、
騒音・振動・大気質を工事車両通過ルートでも工事期間中モニタリングするような説明を受けていましたが、
2022年のピーク時に一度やるだけとのことでした。
工事現場では簡易測定結果が表示されてますから、気になったら見に来ればいいでしょうと、JR東海 環境保全事務所 高力(コウリキ)氏の発言。
条例義務の範囲以上の住民対応は行わないことが明らかになりました。
(工事説明会資料より引用)