今回の定例議会の議案であらたに生じた土地の確認議案が提出されています。
東海6丁目と城南島6丁目との間の公有水面を埋め立てまして発生した88,702.16m2の土地が大田区に帰属することになります。
(所有・管理が東京都であることは変わりません。)
ちなみに、通常のGoogle Mapでは、まだ海。
将来的には、間をつないでいる橋もいらなくなるそう。
さて、所管委員会で現地を視察しましたので、その状況をご報告まで。
第1期と第2期に工期が分かれてまして、今回は第2期。
埋め立て→整地→舗装のステップを踏みます。
今回の第2期は、砂利を敷き詰めて整地が完了した状態。
(北東方面、海方向を撮影)
第1期は舗装が始まった段階。
水道インフラも敷設してコンクリート舗装をします。
(南西方向、大田市場方向を撮影)
舗装してどうするの?
と言いますと、
コンテナ車両の駐車スペースがあり不足しているので、そのために埋立地を確保しているところ。
コンテナ置場を埋立地上に集めて、コンテナ車両の駐車スペースや通行スペースを確保するとのことです。
(南東方面のコンテナ置場)
さすが、埋立地は大胆に土地を作ることで、必要な場所を確保できます。
今回、あらたに生じた埋立地は、大田市場の目と鼻の先。
築地市場の大田市場への集約に際して土地が必要になった際にも、活用できるのか。
埋立地は地権者・管理者が東京都ですから、中央卸売市場の再編に向けての検討にいかがでしょうか。