羽田空港が変わる!先端産業の集積地とホテルとZpep と温泉と。

こんにちは。大田区議会議員 岡 高志です。

羽田空港国際線ターミナル周辺で開発が進んでます。大田区では「羽田空港跡地開発」と称してます。先日、開発主体である鹿島建設および住友不動産から計画について拝聴しましたので、ブログにまとめます。

大田区では、羽田空港跡地開発が長年の懸案でした。大田区民と羽田空港の間には、戦後GHQ(連合国軍)により接収されて、空港敷地内に居住していた約3千人の住民が48時間以内の強制立退き命令により、着の身着のまま退去させられたという悲しい歴史があります。 その後の騒音被害を受けて、空港が沖合に展開することとなりまして跡地が発生しています。 跡地は、過去の歴史を踏まえて大田区が取得するべきとの地元の民意がありました。跡地のうち、第1ゾーンは大田区が、第2ゾーンは東京都が主導して整備することとなりました。また、跡地は国有地であるので譲り受けるための公共的な利用目的を大田区は検討してきまして、地場の製造業と世界をつなぐ産業支援施設を整備することとなりました。


多摩川の対岸である川崎市殿町地区へ橋を架ける工事も進んでいます。
川崎も含めた広い羽田空港エリアとして成長が期待されます。
2018年6月総務財政委員会で第1ゾーン土地取得議案の審査をしました。
https://okatakashi.net/archives/3113

第1ゾーンは、鹿島建設を筆頭とする企業グループが先端産業の集積地を建設します。モビリティや医療分野をターゲットにしています。大田区も一部の産業支援施設を運営するほか、デンソーが研究拠点を設置、大田区内の東邦大学医学部が臨床研究拠点を設置することなどが現段階で決まっています。2022年の全面開業を予定しています。

第1ゾーンの3,000人程度収容可能なホールは、Zeppが運営することが決まっています。ZeppはSONYグループの企業で稼働率の高いホールとして評価されています。ライブをやるだけでなく、ライブ開催前のグッズ販売イベントもあるため、お客さんが長い時間にわたり羽田空港周辺に滞留することが期待されます。そうした来場者から新たな需要をつかむのか、はたまた、ただの混雑となってしまうのか、地域の腕の見せどころでしょう。オープンは、2020年。

ちょうど同じ日に国土交通省から第一期事業の民間都市再生事業計画認定が発表されました。
その資料から完成予想図を引用します。
http://www.mlit.go.jp/common/001266761.pdf

第2ゾーンには、住友不動産が運営するホテル。客室数1,717室、そのうち、ラグジュアリーな客室を160室設定しています。物販店舗40店、飲食店舗20店の商業施設も併設されるので、区内から買い物を楽しみに行くことも期待できます。2020年6月のオープンに向けて工事が進んでいます。

イメージは住友不動産サイトhttp://www.sumitomo-rd.co.jp/lp/から引用

温泉も掘り当てたそうで、ホテル最上階に設置される露天風呂温泉に期待が弾みます。ホテル宿泊者だけでなく、一般利用もできるそうで、大田区民の憩いの場にもなりそうです。

ホテルには、バスターミナルも設置されて、国内中距離のバス便が設定される計画です。大田区からのお出かけにも便利になりそうです。

これらの羽田空港の新拠点には大田区内からは天空橋駅からアクセスできるほか、自転車でもアクセス可能。第2ゾーンのホテルには自転車駐輪場が300台確保されます。また、国際線ターミナル周辺にも、11月に自転車駐輪場が170台分確保されました。無料です。

羽田空港国際線ターミナルの自転車駐輪場。
かつては不法駐輪であふれてまして、駐輪場整備を求める区民の声をいただいていました。

羽田空港沖合展開してできた新しい土地が、大田区のみなさまにとっても魅力的なまちとなるように進めてまいります。