令和8年10月31日から、東京都で新しい条例「東京における宅地開発の無電柱化の推進に関する条例」が全面的に施行されます。この条例は、 無電柱化 により大田区 に住む私たちの街の防災力を劇的に高め、美しい景観を取り戻すための、極めて重要な一歩です。
本日は、特に影響の大きい「大田区の規制区域」と「事業者の皆様への手厚い支援」について、大田区長を目指す私の想いと共にお伝えします。
「環八の内側」の多くが規制区域に!
今回の条例では、知事が指定する「規制区域」において、一定規模以上の宅地開発を行う際、電柱を新たに建てることは原則禁止、既存の電柱も撤去することが義務付けられます。
大田区においては、「環状八号線(環八)」の内側の多くが、この規制区域に含まれています。 具体的には、以下のエリアを重ね合わせた範囲が対象となります。
- 防災都市づくり推進計画:整備地域、重点整備地域、防災環境向上地区
- 東京都無電柱化計画:重点整備エリア
これらのエリアで、おおむね500平米以上(都市計画法第29条の許可を要する規模)の宅地開発、かつ新たな道路整備を伴う事業を行う場合は、無電柱化が「標準仕様」となります。
なぜ今、「無電柱化」なのか?
電柱のない街づくりには、3つの大きな価値があります。
- 都市防災機能の強化:地震や台風で電柱が倒れ、避難路や救急車両の通行が妨げられるリスクをなくします。
- 安全で快適な歩行空間:ベビーカーや車いすの方も安心して通れる、ゆとりある歩道を確保します。
- 良好な都市景観の創出:遮るもののない広い空と、洗練された街並みが、大田区の資産価値を高めます。
事業者を支える「最大4,000万円」の補助金
「無電柱化はコストがかかるのでは?」という不安もあるでしょう。東京都は、意欲ある事業者を強力にバックアップしています。
「宅地開発無電柱化推進事業」として、以下の手厚い補助金が用意されています。
- 3,000㎡未満の開発:無電柱化費用の4/5を補助(最大2,400万円)
- 3,000㎡以上の開発:無電柱化費用の2/3を補助(最大4,000万円)
さらに、東京都都市づくり公社には、配線計画案の作成や概算費用の算出を無料で行ってくれる相談窓口も設置されています。
私たちが目指す、大田区の未来
新しい建物を建てる際、これからは「電柱がないこと」が当たり前になります。 規制区域内での開発許可申請時には、無電柱化の実施計画を届け出ることが義務となりますが、それは同時に、私たちの街がより強く、美しくなる約束でもあります。
私も、この無電柱化を全力で推進し、「災害に強く、空が広い大田区」を実現します。 事業者の皆様、そして区民の皆様。共に、新しい大田区の風景を創っていきましょう!

【お問い合わせ・相談】 無電柱化の計画に関する具体的な進め方や補助金の相談は、東京都の窓口や無料相談窓口を積極的にご活用ください。


