2017年都議選★最大選挙区 世田谷区と大田区の比較

選挙コラム

こんばんは。

大田区議会議員 岡 高志です。
4年に一度の東京都議会議員選挙がはじまりました!
昨年の小池百合子知事就任以来、大きな政治イベントになると私は注目してきましたけど、
貴方はどうですか?
選挙としての関心はいまひとつ高まってないと感じます。

なんせ掲げる政策は各党大差ない。

下の政策比較表は、各党の公約からまとめました。
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話題だった卸売市場問題は、先日、小池知事が玉虫色の提案をしてしまったので、短い選挙戦では議論にならなさそう。
それ以外の政策はホント大差ない。
その他のところは個性あふれるものの、
自民党は減税を掲げても絶対やらなさそう、
民進党は定番のバラマキ、
共産党の最低賃金1,500円はよい提案だけどやっぱり共産党の政策でしかない。
それでも、有権者の貴方には是非とも投票に参加していただきたい。
そこで、世田谷区と大田区の登場人物(立候補者)を簡単に解説します。
ストーリーがいまひとつでもキャスティングで選挙を楽しんでみましょう。
世田谷区と大田区は定数8の最大選挙区
立候補者は、世田谷区18人、大田区15人。
世田谷区は18人のうち、初日の夕方に近所の掲示板で確認できたのは、15人。マック赤坂さん貼ってません。
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顔ぶれは、自民3、都民ファースト2、公明1、共産1、民進1。
民進が数日前に元職の関口太一さんを降ろして一本化したりで各党1議席を堅持しそうで、波乱なく定数8に到達しそうな気配です。
でも、波乱要素はありまして
自民の現職3人のうち大場さんは選挙基盤が弱いからか、自民党会派を離脱して小池知事に近づこうとしたものの自民公認のまま。自民組織からの支援も弱まっています。
都民ファーストの木村さんは小金井市選挙区の現職都議で、大場さん同様に自民会派を離脱して、都民ファーストの公認を得たものの、なぜか世田谷区に転出。
ここに、都民ファースト推薦の生活者ネットワークの岡本さんが飛び込むかどうか。
もしくは、大阪の改革派日本維新の会が飛び込むか。
元祖改革派の行革110番後藤雄一さんが復帰か。
はたまた、選挙の神様、マック赤坂か。
【追記 2017.6.29】
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大田区は候補者14人と少なくなります。ほぼ全ての掲示板に全員貼り出されまして激戦区の様相。
(と思いましたら、無所属新人候補が15番目にいました。6/24追記)

顔ぶれは、自民3、都民ファースト2、ここまでは世田谷区と変わらないけど、ここは、公明2、共産2、民進1、日本維新の会1は現職。
この11人から3人落選します。
党によっては、ここで落選すると、都議会全体で議席を失う可能性もあるので、国政選挙並みの支援があります。

なお、地方議員ゼロの会の代表が大田区で立候補されてます。
私は地方議員の1人として絶対にオススメしません。





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