国家公務員の定年を現在の60歳から65歳に延長する法改正が検討中
そんな報道が2017年末にありました。
国家公務員の定年延長の先には、地方公務員の定年延長もあります。
身分保障ガチガチな公務員の定年を65歳まで延ばす?!
民間企業は年齢が上がると、出世してない人は給料が切り下がるります。
公務員も50歳以上の給料を下げる仕組みを作った上でないと、定年延長とかダメだと思います。
大田区職員の昇給の仕組み
大田区職員の昇給の仕組みは、
勤務成績5段階評価(A〜E)のDから、昇給します。
ただ、D評価の職員はほぼおらず、
ほとんどがC評価、3割強がA・B評価です。
一般職員なら、C評価で、4号昇給(ざっと 2%昇給)。A評価で、6号昇給。
条例改正で給与水準の引き上げがあろうとなかろうと、普通に毎年2%昇給する仕組みになってます。
大田区の公務員給与の状況
大田区の公務員給与の状況は、
大田区人事白書 にて毎年、公表されています。
概要版は、区報12/1号に掲載されます。
大田区人事白書の変更点
勤務成績が5段階に分かれるのに
なぜか、A・B評価の1分類しか該当の職員数が示されていませんでした。
この平成29年度版から、A・B、C、D・E 3分類で示されるようになりました。
なんで、5分類まで示さないのか?
という疑問はまだ残りますが、
E評価は例年ほぼいないことを鑑みると、情報公開は進んだものと評価します。
2016年の総務財政委員会で私が主張したことが反映されています。
まとめ
大田区職員の99%は勤務成績評価が、C評価以上。
昇給は4号昇給(ざっと 2%昇給)以上となります。
何歳になっても、毎年2%の昇給が確保されているといえます。
これが、65歳まで続いちゃいけないことは誰でも思いますよね。
公務員の定年延長が話題になるこの年ですから、
通常の昇給についても議会で議論してまいります。