こんにちは。大田区議会議員 岡 高志です。
今日、財務省から昨年2018年の貿易統計(速報)が発表されています。
http://www.customs.go.jp/toukei/info/
貿易収支1兆2,033億円赤字にフォーカスが当たりがちですが、輸出額は81兆4,866億円と史上2番目の高水準。自動車や機械製品を中心とした輸出が好調に伸びていまして、製造業者を多く抱える大田区にとっても追い風です。
輸入が、82兆6,899億円と前年比9.7%増加したために貿易収支は赤字になりました。原油や液化天然ガスの増加総額が2兆円を越えており、エネルギー資源の輸入に貿易収支の足を引っ張られるのが日本の特徴でしょう。
そんな日本ですから、省エネルギーは極めて重要です。原発事故以来、電力が化石燃料への依存を高めてしまっており節電しても化石燃料由来のCO2排出量が増えてしまったのも厳しい日本の現状です。
化石燃料への依存を減らして、CO2排出を抑制して地球温暖化をおさえる。エネルギー資源の輸入を削減して、日本の貿易収支改善につなげる。大田区でも、地球環境と経済に配慮した自治体経営を推進してまいります。