表現の自由を守る!東京都青少年条例と青少年政策について

6月25日告示:都議会議員選挙に出馬表明した岡高志でございます。
東京都の政治課題についてもこちらのブログで発信しております。

東京都青少年健全育成条例(以下「青少年条例」)、および東京都の青少年政策について整理しました。


青少年…それは多感な年頃です。社会の一員ではありますが、法的には完全な責任能力を認められてはいない。でも「完全な責任能力を持ちたい」という、背伸びしたい願いも持っている…そういう矛盾を持ちあわせているのではないでしょうか。この矛盾を「多感」とも表現できそうです。

「子どもの権利条約」という国際条約も存在します。この条約は青少年を「保護の対象」としてだけでなく「自由に発言してもいい」とも認めた点で、画期的でした。しかしながら青少年条例は、まずは青少年を「保護の対象」としてだけ捉えるものです。また過去の東京都政でも「青少年・治安対策本部」を作り、治安上の取り締まり対象と見たこともありました。

現在の小池都政はこれに対し、この「青少年・治安対策本部」を「東京都都民安全推進本部」に改廃、青少年に目立つ引きこもり・ニート対策など、福祉的、青少年支援な視点も含めた部局にしました。

過去には東京都が青少年条例によって指定する「不健全図書」(他の道府県でいう「有害図書」)制度が「表現の自由」の観点から批判を浴びるなど、背伸びをしたい青少年の多感さにどう取り組むかは大きな社会問題となって来ました。

難しい問題ですが、やはり「子どもの権利条約」の理念に基づくなら、大人の価値観だけでなく「完全な責任能力を持ちたい」との青少年の多感な思いも汲み取りつつ、同時に青少年を福祉的に守り支援するような、新しい理念と制度構築が求められるのではないでしょうか。