2020年東京都知事選挙・都議補選:インターネット選挙でバズるのは誰?

もと大田区議会議員おかたかしです。

7月5日投開票の東京都知事選・都議補選。コロナ禍で低調でありますが、北区の都議補選だけは話題沸騰。

5人の女性候補が争う1議席~北区都議補選

自民党・山田加奈子
立憲民主党・斉藤里恵
日本維新の会・佐藤古都
都民ファーストの会・天風いぶき
ホリエモン新党・新藤かな

5人の女性候補が任期1年の1議席をめぐって立候補しています。
天気のよかった木曜日の田端駅での演説会を視察してきました。

衛藤晟一さんという自民党の大臣が山田加奈子の応援演説に入られまして、大臣なのでSP5人ほどで警戒してました。ホリエモン新党・新藤かなが何かやらかすことを期待するかのように。公明党推薦を強くうたっており、北区の強い公明党地盤(衆議院小選挙区は公明党の指定席。)からの集票が見込めます。

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ホリエモン新党・新藤かなはアイドルの追っかけのごとく20人程度の男性客を集めています。北区の有権者かどうかわかりませんが、人気の高さを感じます。

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夜には、立憲民主党・斉藤里恵の演説会。共産党系の運動員とは場所を分けているのが印象的。ただ、候補者周辺の動員力はほぼ無かった。

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Google Trends からみる人気度

Google Trends はキーワードの検索トレンドを表したツール。候補者名をキーワードとして比較することで、候補者が相対的にどのぐらいググられているのかわかります。

マーケティング理論で AISAS というのがあります。
Attention:注目、商品やサービスについて知る
Interest:興味を持つ
Search:検索
Action:購買行動
Shere:共有する
選挙で名前を知って興味を持つと、Search:検索、すなわち、ググります。

ググられるというのは、選挙運動のひとつの指標といえます。

北区の候補者たちをGoogle Trends で比較。(選挙活動最終日7月4日23時までの7日間のデータ)

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ゆづか姫の検索が7月1日に跳ね上がっていました。アベノマスクブラについての報道やweb情報が盛り上がったタイミングでしょう。
候補者名であるしんどうかなでの検索ボリュームは小さかったので、あえて、ゆづか姫と設定しています。2番手で頑張るのは、斉藤りえ

ちなみに、天風いぶきは日本全体ではそれなりにググられています。斉藤りえを上回り2番手に入ります。

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元タカラジェンヌですから、日本中の宝塚ファンが興味を持っているのではないでしょうか。最初にあげた Google Trendsも東京都全体にすぎませんから、北区の状況は正確にはわかりません。

大田区でもGoogle Trends で比較

北区と同様に、われらが大田区でも都議補選がありまして、6人が立候補しています。北区と比較する意味で、Google Trends で比較します。

北区の指名ナンバーワン・ゆづか姫と、大田区の3人の下記候補者で比較しました。
自民党・鈴木あきまさ
立憲民主党・松木かりん
日本維新の会・松田りゅうすけ

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なんと。大田区の候補者の検索ボリュームはゼロ判定。微動だにしません。

東京都知事選挙もGoogle Trends で比較

ついでに、東京都知事選挙の候補者たちも比較。Google Trends では5つまでしか比較できないので、比較対象は絞りました。

山本太郎、さすが、強いです。ググらなくても、そのキャラクターは知られていると思いますが、やはり、ググった上で、投票するかしないかを決めるのが令和の選挙です。

小池百合子も7月2日に検索が跳ね上がるのですが、これはおそらく東京都内のコロナ感染者数が100人超とのニュースに関連したものでしょう。

ゆづか姫もピークでは、都知事選挙の候補者たちから世の中の話題をかっさらったことがわかります。

せっかくなので、山本太郎をググります。

山本太郎のネットマーケティング

ググった結果は、ニュースや動画や出てきますが、公式サイトに進みますと

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Twitterを山本太郎で埋めつくせ ということで

AISAS の Search:検索 の先、Action:購買行動、Shere:共有するへつながる導線が整備されていました!

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応援メッセージをかいて 、

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政策画像を選択すると、

なんと!政策画像がシェアされます!
とっても簡単!

選挙活動をしてはいけない投票日当日の日曜日には、シェアする仕組みは無くなっていましたが、これで投票日のSNSには山本太郎の政策画像が広く拡散されているでしょう。インターネット、SNSの手練れです。

投票結果はいかに?

さて、24時間後には、選挙結果が明らかになっていることでしょう。

インターネット上の話題をベースとした評価では、北区補選はゆづか姫圧勝!東京の新知事は山本太郎!

でも、インターネット上の話題が投票結果に直結することはありません。

どのくらい結果に影響しているの感覚的ですが把握したうえで、今後のインターネットでの選挙活動の最適化を図りましょう。