2013年参院選の展望(主に東京都)

今年7月21日は参議院議員選挙の投票日。
先月の都議選に引き続き、政治をする身として情勢をメモします。
(事実の記述が中心ですが、民主党議員としてのバイアスは否定できません。)
【参院選の争点】
昨年12月の総選挙で自民党安倍政権になり7か月がたちました。
安倍政権の7か月、参院選までは安全運転との見方が多かったなかで、十分積極的に政策は発信されています。
政治に関心がないなんていう人であっても、安倍政権に評価するべき点、批判するべき点はいくつかあると思います。
それがまさに争点で、下記のものがあるでしょう。

  • アベノミクス~経済成長
  • アベノミクス~急激な円安による物価高
  • アベノミクス~成長戦略
  • 公共事業の復活
  • 業界寄りの政治スタンス
  • 憲法改正~国家主義的側面
  • 憲法改正~人権の軽視
  • TPP参加
  • 原発再稼働
  • 積極外交
  • 国会議員の定数削減

【参議院の選挙方式】
参議院全体は 242議席。3年ごとに半数改選される方式で、今回121議席が争われる。
うち、47都道府県ごとの選挙区で73議席、全国比例区で48議席。
全国比例区は各政党が候補者名簿を出す。投票は、「政党名」、もしくは、「候補者名」を記入する。「政党名」、「候補者名」のどちらにせよ政党が獲得した票数をもとに、ドント方式によって、政党に議席が配分される。名簿には候補者の順位は無く、政党の中で候補者票が多かった順番に全国比例区の当選者が決定される。
【立候補者の顔ぶれ】
東京選挙区は 定数5
今回からはネット選挙運動が解禁されたので、気兼ねなく公示日以降にブログが解禁されましたので、候補者確定情報と選挙公報をベースに以下記載します。
順番は見やすい順にしています。
==========大政党の現職候補===========

たけみ 敬三
現職3期・自由民主党
医師会の印象は強いが、本人は医師ではない。父親が元・日本医師会会長。本人は国際政治学者でTVキャスターの経験も。
丸川 珠代
現職1期・自由民主党
元テレビ朝日アナウンサー。テレビタックルでおなじみ。(東大卒)
山口 なつお
現職2期・公明党
おなじみ公明党代表。弁護士。(東大法卒)
すずき かん
現職2期・民主党
子どもの未来を守る
民主党のブレイン。文部科学行政に精通している経済産業省OB。(東大法卒)

==========有力政党の新人候補===========

吉良 よし子
日本共産党
キラキラネームでおなじみの30歳。
桐島 ローランド
みんなの党
3年前の松田公太のポスター写真も手がけた写真家。江角マキコの元夫。聖メリー・インタースクール出身。
ちなみに、東京選挙区みんなの党現職川田龍平氏は全国比例へ転出
小倉 淳
日本維新の会
元日本テレビアナウンサー。参議院廃止!

==========有力無所属の候補===========

大河原 まさこ
現職1期・無所属
民主党現職同士の一本化のあおりで無所属で出馬。
山本 太郎
無所属
反原発の旗手。昨年の総選挙は突如出馬し、東京8区で71,028票(シェア25.2%)を獲得。

==========常連候補!===========

中松 義郎
無所属
おなじみ天才発明家。(東大法卒)
マック 赤坂
スマイル党
政見放送が楽しみ。(京大卒)
マタヨシ 光雄
世界経済共同体党
唯一神又吉イエス

==========その他 新人候補===========

釈 量子
幸福実現党
消費増税中止&国防強化!
まるこ 安子
みどりの風
反原発!昨年の総選挙は東京5区で19,462票(シェア7.0%)を獲得。
松本 みのる
無所属
天皇陛下の肖像利用の紙幣発行で震災対策。
鈴木 信行
維新政党・新風
韓国入国禁止!
森 純
無所属
天皇制廃止、大統領制樹立!
犬丸 勝子
無所属
「不正選挙」をぶっ壊す!
西野 貞吉
無所属
給与の現金支給化!
中村 高志
無所属
選挙公報を見る限り、ものすごく普通の人。

以上 20名。
【当落分析・議席予測】
民主党の唯一の公認候補 すずきかん が今後の民主党、ひいては、二大政党制を維持していくために、落とせない人材だとしますと、有力政党の新人、無所属の有力候補の中から誰が票を積みあげれるかに、注目が集まります。
維新、みんなの候補は擁立が直前であり、知名度はある候補者ですが、政治との接点があまり感じられません。一方で、無所属の2候補は立候補者としての知名度は高い。
そこで、固定票が盤石で、東京中に事前告知ポスターが貼られていた 吉良よし子 がどこまで無党派層の支持を獲得できるか。
全国の選挙区については、
定数1の31の県では、ほとんどが自民党の議席となる。(先月の都議選と同様。)
当然、複数区でも自民党は議席を獲得して、
4つの選挙区に候補者を擁立した公明党は組織力を発揮して、4議席を確保するでしょう。
全国比例区を含めても
安定的な戦いで、おそらく、自民党・公明党での非改選を含めて過半数獲得はまちがいない状況であります。
そうした状況ではあるが、自民党・公明党の巨大与党に対抗できるように民主党は一定の議席を獲得しなければならない。
他の16の複数区で民主党が議席確保できれば、非改選を含めて60議席を超えて一定の存在感を示せるでしょう。
民主党の協力がないと、憲法改正ができない。
人権を抑制するような憲法改正は阻止しましょう。
※ 本記事は公職選挙法 第百三十八条の三 で禁止される人気投票の公表ではなく、あくまで 岡 高志 の分析を記事にしたものです。
公職選挙法 第百三十八条の三
 何人も、選挙に関し、公職に就くべき者(衆議院比例代表選出議員の選挙にあつては政党その他の政治団体に係る公職に就くべき者又はその数、参議院比例代表選出議員の選挙にあつては政党その他の政治団体に係る公職に就くべき者又はその数若しくは公職に就くべき順位)を予想する人気投票の経過又は結果を公表してはならない。