大田区議会 第4回定例会 最終日

11月25日から始まった年末の第4回定例会はこの12月6日で閉会。

翌年2月中旬まで議会は休みになります。 月に1回の常任・特別委員会などは別ですが。

本議会で議決された中で

議員提出条例があります。


 議会の議決事件を追加する条例

議会の議決事項に大田区基本構想の策定及び改廃を議会の議決事件として加えるものです。

議会の議決事項は国が定めた地方自治法によるのですが、各自治体が個別に定めることも可能です。
今回初めて、大田区独自に議決事項を追加できる条例を議員提出で議決しました。

行政の仕事は、予算があり、執行するための法律があり、実現されます。
議会は 予算、法律を議決する立場ですから、議会の承認なしに行政執行はできません。

とはいえ、 予算案、法律案 は行政執行準備段階の最終形。

その時点で、議会で審議しても時間が足りず十分な議論が出来ません。
そうしたわけで、早い段階から議員は行政側と会話を重ねて、民意を反映することになります。
これを、議会というひらかれた場所で議論するために、基本構想の策定及び改廃を議決事件に加えました。

ちなみに、>>

基本構想は、20年後の大田区のめざすべき将来像を提示するとともに、区政運営の最も基本となる考え方をまとめたもの。

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基本構想に基づき、具体的な施策を明らかにした10ヶ年の基本計画を策定します。

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基本計画に基づいて 単年度の予算案、必要な法律案ができます。

大田区議会よくやった!と感じられるかもしれないが、

過去、基本構想は地方自治法に義務付けられており、議会の議決事項であった。
2010年に地方自治法改正により基本構想の策定が自治体の義務から外れており、基本構想の策定は自治体が任意に行えるものとなり、また、議会の議決もまた自治体の判断。
であるから、たんに過去に戻したに過ぎない。

また、基本構想は広範かつ抽象的なイメージになっている感はある。
具体案である、基本計画を議決事項にしたほうがより、行政執行への議会の関与を効果的にすることができるでしょう。
行政側から、そこまでの議会の関与を抵抗されて、基本構想にまで後退したのである。

しかしながら、議会の権限を拡大する趣旨の議員提出条例が成立したことは議会改革の端緒である。
今後も議会改革に努めていきたい。

大田区基本構想