(岡高志のコメント付)大田区の平成28年度予算案

大田区の平成 28年度予算(案)が公表されました。3月の区議会予算特別委員会で審議された後、議決されます。私も区議会議員として、予算特別委員会にて意見してまいります。
今回のブログでは公表された予算案を私の簡単なコメントを交えつつ紹介します。そんなわけで、ほとんどを大田区のホームページの予算案説明文を引用します。

「暮らしてよし、訪れてよし、地域力あふれる国際都市おおた」の実現に向け、大田区ならではの先駆的な取り組みを進める予算案。

子どもたちの成長を育むため、妊娠届を提出した妊婦全員に対する保健師や助産師などによる面談や、
保育園待機児童解消に向けた対策強化等、出産から育児まで切れ目なく支援する予算を充実。

出産や育児に関する「大田区からの情報」を、出産予定日に合わせてタイムリーに提供する「大田区きずなメール」始まります。

全国初の大都市モデル「大田区元気シニア・プロジェクト」の展開による日本一元気な高齢者が暮らすまちの実現、
ものづくりのまち大田ならではのオーダーメイド型福祉用具の製作、福祉と医療のさらなる連携強化。

少子高齢化対策として、高齢者向け施策に重点がおかれるのは 大田区らしいところです。

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機に、新スポーツ健康ゾーンの整備や競技会場の誘致。

新スポーツ健康ゾーンとは、ふるさとの浜辺公園に整備予定のフットサルコートなど。大田区では、ソフトボール競技の誘致を目指しています。

全国に先駆けてスタートした「特区民泊」の取り組みがリーディングケースとなるよう着実に実施し、観光施策や産業施策との連携を強化しながら、多くの来訪者をおもてなしの心を持ってまち全体で迎えてまいります。

「特区民泊」の取り組みとは、「特区民泊」利用者に向けた情報提供や、銭湯の手ぶら入浴セットの提供。

将来の人口構成の変化を見据えた都市の将来像を区民の皆さまと共有し、地域特性を生かした魅力あるまちづくりを進めてまいります。
《蒲田-大森-臨海部-羽田空港》の陸・海・空の交通結節機能を強化した「スクエア」なまちづくりをはじめ、 18色のまちづくりや新空港線の整備を進めるなど、環境にやさしい暮らしやすくにぎわいのある「国際都市おおた」にふさわしいまちづくりを加速してまいります。

大田区では、3月のまでに、人口動態調査を実施しまして、各種の行政計画に反映されます。
「スクエア」なまちづくりってなんでしょうね?

一般会計の予算規模は 2,573億 6千万円余で、前年度比約 72億円、2.9%の増額予算とし、過去最大の規模。 

平成27年度予算案への討論 2015.3.12

冒頭の区長挨拶でもおっしゃっていましたけれども、
今後の大田区の重要課題として、
少子高齢化への対応である。まさに少子化の喫緊の問題に対して、この基礎自治体大田でもしっかりと取り組んでいこうという姿勢のあらわれでございまして、大変評価するところでございます。 続きを読む →

大田区平成25年度予算 新聞記事読み比べ

2月13日に大田区の平成25年度予算が発表されまして
当日のプレス発表には20社程度の記者が参加したそうです。
翌14日の新聞記事になっているので
一般紙の記事を下記紹介します。
【読売新聞】

「障害者施設建設 6億6,000万円計上」

総額2,321億7,000万円の予算案。障害者総合サポートセンターの建設(6億6,000万円)などで前年度比2.5%増加。
京浜島・城南島・昭和島の企業が防災組織を設立してポンプ・投光器などを購入する費用助成など、総合防災力強化事業に1億1,000万円も盛り込んだ。
【朝日新聞】

「観光振興に町工場活用」

大田区は町工場の空き空間を利用し文化発信する「工場長屋プロジェクト」を始める。予算案にその費用1,368万円を盛り込んだ。
サイエンス・コミュニケーション科を清水窪小学校に設置。全小中学校に新聞6紙を教材として購入。
区民世論調査で最重点政策にあげられた防災関連に25億9,900万円計上。
一般会計予算案は2,321億7,000万円(前年度比2.5%増)、特別会計含む総額は3,641億円7,000万円(前年度比2.4%増)。
【東京新聞】

「防災関係予算16%増  消火器具追加など」

区民世論調査で防災対策強化の要望が過去10年で初めて高齢者対策を抜いてトップに。スタンドパイプを市民防火組織に追加配備して、防災対策を強化する。区の防災関係予算は前年度比16%増の25億9,900万円。
一般会計 2,321億円(前年度比2.5%増)
主な事業

  • 障がい者総合サポートセンター建設  6億6,388万円
  • 保育定員300増など待機児童対策充実  11億6,248万円
  • 町工場を観光資源に加える産観光促進事業  1,368万円
  • 優秀技術者表彰の創設  44万円
  • 仲六郷2丁目複合施設建設  9億3,589万円

「世界進出後押し  町工場の医療機器 独見本市に出展へ」

11月にドイツで開かれる国際医療機器部品展「COMPAMED」に区内の町工場を出展させる。国内では医療機器の大半が輸入品。区は町工場による医療機器開発と世界進出を後押しする。出展支援費用として322万円を計上。4,5社の出展をめざす。
紙面の面積は読売が最も小さい扱い。東京新聞は2面にわたって紹介している。
残念なのは、私が購読する日本経済新聞では扱いなし!

大田区平成24年度予算 解説

大田区平成24年度予算を私の目線で解説します。
前年度比 約44億円(1.9%)の減額予算。
区民税収が落ち込む中、不要不急の出費を抑えて、社会保障費の増大に対応しています。
私には初めての行政の予算議決
まず収入を計画する企業予算とは異なり、歳出の内容が論点になるのが行政の予算。
でも、収入が本当にあるのか?そうした視点でみてまいります。
歳入
大田区平成24年度予算
“純歳入”に対して歳出が2264億円。
146億円不足していることがわかります。
過去、平成21、22年度決算は単年度の経営成績を表す実質単年度収支が
赤字
大田区財政も厳しい状況です。
歳出
大田区平成24年度予算
ポイントは、
大田区総合体育館
今年6月オープン。 今年大田区では「スポーツ健康都市宣言」を行います。
前年計上の総額48億円の工事が終了したことが今回の減額予算にもつながります。
学校校舎改築
志茂田中、志茂田小、東六郷小、嶺町小、石川台中体育館、仲六郷小プール、矢口東小プール、雪谷小の芝生化など総額24億円。
学習カルテ導入
大田区の学力向上につなげます。
空港跡地の活用
空港沖合展開による跡地を産業交流施設にする計画。
国際戦略特区「アジアヘッドクォーター」の一部。世界に大田区の産業を打ち出せる絶好の機会。
耐震改修助成
耐震相談、改修助成など総額8億円。
土木費の削減
道路など整備の見直し 総額10億円削減。
工場アパート新設
東糀谷に区内3か所目の工場アパート。今回は区の保有ではなく、投資家が保有することで、
区の一時的な負担を抑制。
小児救急支援
小児科医不足改善のため区内医師会による
東邦病院への医師派遣を助成 総額4,000万円。
待機児童対策
保育園開設支援へ取組継続 総額15億円。
学童延長
夏休み期間の学童保育を6時まで延長 総額1,000万円。
高齢者見守り体制の充実
20か所のさわやかサポート(地域包括支援センター)に専門員1名ずつ設置 総額6億円。
高齢者いきいき入浴事業の縮小
(70歳以上の方)自己負担金額 150円→200円、 年間利用回数 60回→36回
障害者サポートセンター
大田区全体の障害者支援機能を担う障害者サポートセンターの計画 総額4,700万円。
生活保護費
総額345億円(前年比20億円増)。実に歳出総額の15%にのぼります。自立支援、給付抑制が課題。
詳細は、岡高志 大田区レポート をご覧ください。