健康で1万円キャッシュバック

国民健康保険は高齢化に伴いどこの自治体でも財政状況が厳しくなっています。
高齢者が増える → 医療費が高くなる
→ 保険料を上げる
しかし、高齢の被保険者が多いので、保険料も上げにくい。
(一部の高所得者の負担だけが増加します。)
→ 自治体の一般財源からの資金投入
そうしたこともあって、
自治体(区市町村)から都道府県に国民健康保険を移管しようとの議論があります。
とはいえ、自治体でも国保財政の健全化に向けて、医療費の抑制・適正化に向けた努力をしています。
岡山県総社市では、平成26年度から
1年間 保険診療を受診しなかった市民に対してインセンティブとして1万円を交付することにしています。
名目は
総社市国民健康保険健康推進奨励金
要件
1年間被保険者が保険診療を受けなかった世帯
40歳以上の被保険者がいるときは、対象者全員が特定健康診査を受けていること
国民健康保険税を完納していること
従来も、保険診療を受けなかった世帯への景品贈呈はありましたが、
それでは、たんなる受診抑制につながる。市民の健康増進につながらない。
重症化を防止できない。
ということで、
特定健康診査を受けることを要件に加えたそうです。
重症化予防が
医療費の抑制・適正化につながりますから、
特定健康診査の受診促進は重要です。
さらに、ビッグデータ分析も行なって、全体としての健康促進を図ることも今後、重要視されていきます。

大田区シルバーボランティア ポイント制度

ボランティア活動を行っている区内在住の高齢者に対し、ポイントを付与する制度が、昨年度からはじまっていまして、知る人ぞ知る人気事業となっています。
ポイントの目安は、1日1ポイント、月5ポイントが上限。
1ポイント当たり100円と交換することができます。
参加対象者
大田区内に住所を有する要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者のうち、介護保険料の滞納のない人
対象施設
大田区内の特別養護老人ホーム
このポイント制度は、介護予防の一環として行われていまして、ボランティア参加によって健康を維持して介護保険の世話にならないことが政策の狙いです。

視察: レインボーハウス明石 知的障害者の生活支援施設・入所・通所・相談支援

中央区立の知的障害者の生活支援施設
レインボーハウス明石 を視察しました。
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もともとは中学校だった土地を
URの賃貸住宅 ラ・ヴェールとの平成16年に複合施設にしたものです。
5階までは中央区の福祉施設が入居します。
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今回のレインボーハウス明石は5階が中心拠点。
1階には、ベーカリーカフェを運営していまして、当施設の売り上げの多く(年商3,300万円)を産み出します。
平成20年からは、近隣にパン工房も設置して、より美味しいパンを届けているほか、A型利用者の就労の場を作り出しています。
美味しいパンは評判も良く、近隣の保育園にも届けているほか、地下鉄人形町駅の構内でも店舗を設けて販売しています。
利用者は、生活介護・就労継続支援B型・就労継続支援A型・就労移行支援と幅があります。
パン・カフェの他に、
クリーニング工房、こちらは、施設内や階下の老人介護保健施設の洗濯業務を担います。
生活介護利用者中心の機織工房、陶芸工房
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区立施設だけあって、本格的な備品がありまして、充実した時間を過ごすことができます。
また、支援員含めてスタッフのほとんどが常勤職員で構成されているのも当施設の特徴。
短期入所(ショートステイ)は6室(男3・女3)あります。
週末の利用は需要が強く、女性の部屋は一瞬で予約が埋まってしまうとのことです。
大田区からの利用者もいらっしゃいますが、激戦のようです。
それでも、年度平均の稼働率は75%ですので、空いてる日は空いているのでしょうか。
大田区で、短期入所(ショートステイ)の施設は増設が求められています。
こうした入所施設での併設もさりながら、
グループホームでの併設が運用しやすいとの意見もあります。
いずれにせよ、国の基準に頼るのではなくて、
大田区で財政負担することで、福祉のニーズに対応していかなければならないと思いました。
中央区では、手厚い施設が区長の志によって整備されていました。
こころよく視察に対応していただいた中央区障害福祉課のみなさま、そして、渡部中央区議会議員に感謝申し上げます。