教育の底上げのために 朝食無料 で食べさせてあげよう。

朝食無料 子育て・教育
朝食無料

2023年 大田区長選挙に際して 朝食無料 を打ち出しました。

2016年11月のブログをリライトします。

朝食をふだん食べてない子は成績が悪い。(平成25年)

大田区でも学習状況調査を実施して、朝食を食べない子は学力が芳しくないとの結果を示している。
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(平成25年学習状況調査より。1=朝食を食べてる、4=朝食を食べていない。)
朝、食べとかないとアタマ働かないから、勉強ができない。
もちろん、朝食を用意してくれないような家庭では、家庭学習の習慣をつけなさそうだから、勉強ができないともいえますけどね。
義務教育においては、どんな家庭に育つ子にも一定の学力をつけてもらいたいです。家庭での学習習慣をつけてもらうのが大前提。
でも、それができない子を放置してはいけません。

朝食を食べてない子はやっぱり成績が悪い。(令和元年)

朝食を食べない子は学力が芳しくないのは、
何年たっても変わりません。
文部科学省の「平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査」における、「朝食を毎日食べていますか」という質問に対する回答と学力調査平均正答率との関係でも示されています。
朝食と学力

朝食無料

学力と朝食の関係調査をやるばかりで、その状況が改善されてない。
学力格差は広がるばかりです。
そこで、学校で出来ることは無いのか?
学校で朝食を食べさせればいい。
無料で。
アメリカのハイスクール見学したら、
BREAKFAST IS FREE!
って書いてました。
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アメリカだから、パンとか出るんでしょう。
日本では、給食室でご飯炊いて、おにぎり振る舞えばいい。給食職員は登校時にはもう仕事始めてるんだし。
あとは、米代。
貧困家庭向けの放課後学習支援に税金投入してるんだから、お米買ってあげて、お腹満たして、学校で勉強させてやればいいと思います。

日本における朝の学校給食の例

過去に、日本で朝の学校給食の例があります。
愛知淑徳大学の佐藤実芳教授の論文「日本における朝の学校給食」(平成22年)がまとまっています。

岡山県美咲町

平成19年から3年間実施。全校で乳製品のみの給食を実施。全て公費負担。終了した理由は、以前に比べて朝ごはんの摂取率が高くなったこと、3年間事業を継続して目標が達成されたのではないかという保護者からの意見、選挙による新体制の中での方針の変化などがあげられています。

高知県香美市立鏡野中学校

平成14年度、 高知県の地域支援システムづくり推進事業として「朝食タイム」が導入。月1回程度、おにぎり、みそ汁、つけものが提供された。3年間は公費負担。平成17年度からは地域の農協やスーパーから提供を受けて平成19年度まで続けられた。学校が家庭のことまでやる必要があるのか、という意見もあり、他校に広がることはなかった。

滋賀県豊郷町

平成18年10月2日から2学期の間という期限付きで試行的に実施、ヨーグルト、ビスケット、パンなどが用意された。費用公費負担。学校で食べるくらいなら家でたべる、等という児童の意見で、その後継続されることはなかった。

足立区立足立入谷小学校

朝食を欠食し気分が悪くなった児童に、保健室で砂糖を摂取させていた。多いときは1日に4、5 人が利用。

品川区立八潮北小学校

平成20年にPTA会長が、朝ごはんを食べずに登校してくる児童のために、毎朝8時におにぎり4~5個を学校に届ける「おにぎり」ボランティアを行った。

農林水産省近畿農政局「おはようごはんプロジェクト」

平成19年から21年まで、近畿地区の小学校計9校で一週間程度の試行実施。

朝食無料 を大田区でも

朝ごはん食べよう!という啓蒙活動が主流でしょう。
家庭の事情で朝ごはん食べてこない子を救おう!という趣旨が今は必要だと思います。
朝食無料

朝食無料

食べてこない子ども向けなので、大量には用意しなくていいでしょう。
学校が用意するおにぎりに限りがあるってことで、早く学校行こうってインセンティブにもなるし。
 
 
 
 
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