2016年の参院選を終えての雑感

2016年の参院選が終わりました。自民党がかかげる憲法改正を阻止するために、自民・公明・維新などの改憲勢力に参議院の議席の3分の2をとらせない!との思いで、区議会議員の私も選挙活動をしてきましたので、本当に残念な結果でした。


事実として、時事通信の記事を引用しますと、
自民党は追加公認の無所属1人を含め56に、公明党は14に改選議席をそれぞれ上積みした。
おおさか維新も改選議席を2から7に増やした。
これら3党で計77議席となり、こころも含めた4党の非改選計84議席と改憲に賛成する無所属議員ら4人で3分の2を超えた。


改憲派で、165人と161人を超えました。
民進党や私の立場は、原理主義的護憲派ではありませんから、多数派が憲法改正の議論を進めていくとしても、その問題点をひとつひとつ指摘し、国民へ発信し続けることが重要です。
国民投票で最終的に決定されるわけですが、そこに至るプロセスとして、国民の理解を深めてまいります。
野党にとって、参院選は負けは負けですが、
32の1人区で共産党が野党共闘を理由として候補者をおろしたことはとても効果がありました。
いつものように、全ての選挙区に共産党も候補者を立てていたならば、与党批判票が分散して、野党系で2〜3議席しか獲得できない見込みもあった中で、11議席を獲得できたことは大きな成果ではあります。
私の住む定数6人の東京選挙区で、自公vs民共で3対3のイーブンに持ち込めたことも重要です。民進党の2番手小川敏夫候補の当落は厳しい予測でした。改憲勢力に勝たせるべきではないと、東京の見識高い有権者のみなさまが、戦略的に小川敏夫に投票していただいたと思います。
今後も、あまりに国家主義的な自民党憲法改正が実現してしまわないように、国民のみなさま、各政治家が冷静に判断して行動することを期待します。

民進党は、思いのほか、議席を減らさなかったとも言えますが、やはり
負けは負け

憲法改正を阻止することは極めて重要な争点でしたが、それ以外の部分で、民進党のビジョンが打ち出されていたとは思いません。
国民のみなさまに、明確にビジョンを打ち出される政治家が民進党のリーダーシップをとるべきです。
残念ながら、現在の党幹部は、過去の政権時代の失敗から切り替えられていなくて、野党なのに防戦一方。

過去の政権時代に大臣や党幹部を歴任された方々は、もう次の世代に議席を交代したほうがいい。ベテラン議員は選挙には強いので、新陳代謝が難しい分、自発的な交代を決断したらいい。
そうして、10年後を見すえた人材育成をしなければならないでしょう。
中堅どころには、知名度はともかく、期待できる議員はまだまだいます。
全体の議席には関係ありませんが、
比例区の当落とインターネット選挙活動にもふれておきます。
自民党の話題の新人SPEEDの今井絵理子さんは、31万票で自民党5番目の当選、実力派の片山さつきさんを下回りました。
元ジャイアンツの堀内恒夫さんは、8万票で落選。
ネット公募の伊藤洋介さんは、29,865票の最下位で落選。3年前の得票数を下回りました。自民党の候補者ネット公募は話題になり、自民党のネット公募結果と民進党のロゴマークなどの記事で私もとりあげました。しかしながら、フタを開ければ、ネット公募に集まった票数とほぼ同じと、広がらなかったのは残念。
特筆すべきは、新党改革の山田太郎さん。
党首の荒井広幸さんを上回る29万票を獲得しながら、党の獲得議席が無いので、落選。上述の今井絵理子さんと同じ水準の票数、そして、同じ元みんなの党の渡辺喜美さんの14万票のダブルですが、落選。労働組合組織票が力をもつ民進党の誰よりも多くの得票。社民党の福島瑞穂さんをも上回る得票。
新党改革ではなくて、社民党を選んでいたら日本の政治史に名を残すことになったのではないでしょうか。
とはいえ、影響力のある議員だったの?というのが正直なところ。
私と同じ大田区在住の山田太郎元議員の今後が期待されます。
さて、インターネット選挙活動が3年前から解禁され期待されてはいますが、実際の得票にどう影響があるのでしょう。
私も民進党の小川敏夫候補のネット選挙活動に終盤から少し関与しましたが、果たして当選にいい影響があったのかわかりません。
日常的な発信が大切であると思い、引き続きこのようなブログも発信してまいりますので、ご愛読よろしくお願いします。(ブログにコメントも書き込めます。感想などお気軽にお寄せください!)
以上、個人的な参院選の感想で失礼しました。