大田区議会2016年第1定例会の議決案件かんたん解説

大田区議会議員 岡 高志 です。
いつも、議会の公式記録については 岡 高志 ~大田区議会日記~ でまとめています。
先月終了した第1定例会の議案は86件とたいへん多かったので、
こちらのブログでちょっとかんたんに解説しておきます。
主な議案は、
●平成28年度予算
 (関連議案 4件)
●施設の使用料の見直し (関連議案 21件)
●介護保険関連 (関連議案 2件)
●公園条例の改正 (関連議案 4件)
●行政不服審査法関連 (関連議案 8件)

●平成28年度予算
予算については、私の他の記事
(岡高志のコメント付)大田区の平成28年度予算案
予算特別委員会総括質疑 2016.3.9(民主党会派代表)
をご参照ください。
●施設の使用料の見直し
この17年間、大田区では施設使用料に全く変更がありませんでした。
同種の施設間で、不合理な価格差も放置されていました。
そこで、全体の料金設定を見直して、用途に応じて一定の基準を設定し、
各施設の使用料を見直すことになりました。
全体としては、”値上げ”になります。
個別に25%以上の値上げはしない緩和措置は適用されます。
適用は来年平成29年4月からです。
個別の条例としては、
各施設の設置条例の中の料金規定を変更することになります。
よく利用される方は、ご確認ください。
⇒区議会公式サイトの議案情報をご参照ください。
●介護保険関連
従来、介護保険の枠内で行われていた”要支援”向けの介護予防事業の一部が、
来年度から、地域支援事業に移行します。
大田区の裁量により事業が決定されることになります。
そのために、条文を整理しなければならないので、介護保険関連条例が改正されます。
今後は、
”要支援”向けのデイサービスやホームヘルパーが自治体によって違いが生じることになります。
とはいえ、実際のサービスや財源は当面変わりません。
●公園条例の改正
公園での禁止行為が従前に加えて、
・ごみその他の汚物を捨てること
・危険のおそれのある行為又は他人の迷惑となるような行為をすること
の2項目が追加されます。
●行政不服審査法関連
行政不服審査法の改正によって、区にも第三者機関の設置が必要になります。
あわせて、弁護士さんの報酬規定も適切に設定されます。


以上、全ての議案が議決されています。

他に、議会の決議案件として1件
●中央防波堤埋立地の大田区への全島帰属を求める決議
訴訟・調停をもとめるものをどうして議会で決議しなければならないのか、理解しがたいので、私は採決を棄権しました。
残り、49人全員賛成で議決されました。