たまちゃんバス 大田区のコミュニティバス

大田区のコミュニティバスは一路線ありまして
矢口・下丸子エリアを循環運行する たまちゃんバス
2009年10月より運行を開始しています。
3年間の試行運行ということでスタートしましたが、
今、5年目を迎えています。
当初は、大田区のどこかで行政主導のコミュニティバスを走らせようということで
既存の交通ネットワークの中で交通不便地域を割り出しました。
それが、蒲田西、馬込、そして、矢口・下丸子エリアでした。
3地域の中で、もっとも大田区がやる気があるエリアであるとして決定したのが、この矢口・下丸子エリアでした。
地域、行政、バス事業者との協議で運行ルートを決定した結果、下図のような循環路線となりました。
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(画像は、東急バスのウェブサイトより転載)
残念ながら、乗客定員の34人に対して、平均実績は6、7人程度と収支状況が芳しくなくて、議会でもやり玉にあがりました。
赤字分は、バス事業者ではなくて、区が負担する仕組みなので、損失は全て区の持ち出しです。
(2012年10月までは、東京都が区と損失を折半していました。)
ちなみに、損益分岐ラインは、乗客定員の34人に対して、15人ほしいとのことで、損益分岐ラインの半分程度の現状なわけです。
区として、損失回避のために、何かやろう。ということで、
・運行時間の延長(2012年2月~、朝・夕1時間ずつ)
従来は、9時~17時だったんです…
・運行ルートの変更(2014年4月~、矢口3丁目バス停新設)
直近の営業実績は
売上  5,890,193円  (うち、広告収入 40,000円)
経費 16,570,896円

欠損 10,680,703円
この欠損が全て大田区の負担になります。

赤字もそうですが、運行経費に対して、収入は 35%程度。
利用者負担が35%程度というのは、他の地域のコミュニティバスと比較しても厳しい収支状況です。
試行運行とした3年もとっくに過ぎ収支が改善されないのだから、大田区行政は存続についての判断をしなければならないでしょう。
でも、運行ルートを少し変更したから、その結果を分析しないと判断できません。と、役所的な答えをするだけでしょう。
結果を分析するまでもなく、初めのプランがそもそも厳しかったのだと私は思います。
そこで、私が直接、地域の声をうかがいますと、
半数近くがたまちゃんバスを利用したことが無いと回答されますが、
廃止をのぞんだのは、2割に満たなかったです。
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どうしましょうか。
区民の皆様の声を求めています。
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