航空機燃料税でも東京の税金が流出している実態があります

こんにちは。大田区議会議員 岡 高志です。

大田区では、羽田空港関連の税収として、航空機燃料譲与税というものがあります。航空機燃料譲与税法にもとづいて、航空機燃料税が国内航空に従事する航空機に係る着陸料の収入額に応じて配分されるものです。
昨年度の大田区における航空機燃料譲与税収入は、約10億円。

国の歳入である 航空機燃料税は、昨年度520億円
航空機燃料譲与税法によれば、航空機燃料税の 2/9 が地方自治体に配分。
そのうち 4/5 が関連区市町村に配分、1/5 が関連都道府県に配分されます。
区市町村への配分総額は、約90億円となります。

詳細について、総務省の自治税務局に問い合わせましたところ
大田区に立地する羽田空港の着陸料収入のシェアは、31%
ならば、27億円くらいの配分があって然るべきなんだが、
実際には10億円。

10億円に切り下げられるロジックは、総務省令で決めていまして、
収入総額、空港の管理の態様、立地、そして、騒音地域の世帯数といった調整を行います。
その結果、大田区の配分シェアは、本来の31%から、11%へと大幅ダウン。
ほかの主要空港である、新千歳、成田、大阪、福岡は本来の着陸料からシェアが少し増えてます。

税の都会と地方の偏在是正が求められてますけど、航空機燃料譲与税を東京から地方に収奪しなくてもよかろうに。

この件は、大田区ひとり負けの案件なので国内世論では共感は得られないでしょうけど、大田区議会議員として大田区の利益を主張をします。

羽田空港の増便、飛行経路変更問題があります。

羽田空港の年間発着枠は 44.7万回(うち国際線 9万回)

飛行経路変更を2020年オリンピックに向けて計画されてます。インバウンド需要が増える中、国際線増便をするために飛行経路を変更して発着回数を1時間あたり10回程度増やそうとの計画。横田の米軍基地の空域問題で頓挫しつつあります。

国内線の発着枠を国際線に振り分けてもいいんじゃない?

飛行機の客席稼働率は高いけど、JR新幹線は空席が目立ちますよね。せっかくエネルギー効率が高い鉄道ですから、利用者をシフトしてはどうでしょう。

成田空港は夕方離発着の本数は多いですが、朝とお昼前後はまだ離発着に余裕があります。国際線のみならず、国内線も成田空港にシフトして、羽田空港の発着枠確保もできそうです。

深夜早朝便の活用余地があるよね?

羽田空港(HND)とニューヨークJFKとの比較
(12月のある平日のデータをhttps://flyteam.jpから引用)
ちょうどどちらも1日1,000便強なので時間当たりの上限が70便程度と読めます。
ざっくりです。

JFKとの比較で羽田空港は、7時〜20時台にギッチリ離発着する一方で、深夜早朝の稼働が著しく無い。空港側も発着料を引き下げるなど、努力しているようです。

深夜早朝は公共交通が無いから、飛行機だけ飛ばしても仕方ないと言われますが、深夜早朝にシャトルバスを運行して都心へのアクセスは確保されています。大田区蒲田に向かう深夜早朝シャトルバスもあります。
とりあえず蒲田までお越しいただいて、終夜営業のカフェで時間を過ごすこともできます。温泉でリラックスもできるし。

24時間空港の地元自治体としても、大田区への航空機燃料譲与税の適切な配分を求めたい。