総務財政委員会 第4定例会, 2018年 〜 職員給与の据え置き?!国民健康保険保険料の引き上げ!〜

こんばんは。
大田区議会議員 岡高志です。
昨日、今日と総務財政委員会が開催されました。定例会中なので、議案・陳情の審査が中心的になります。

議案は6件

仮称大田区田園調布せせらぎ公園文化施設新築工事請負契約
相手方
サンユー・三ツ木・三美建設工事共同企業体
契約金額(税抜)
1,400,000,000円
不落随契
工期2020年5月15日まで
隈研吾 事務所の設計による木材を多用する建物となります。
延床面積 2,246.84m2

税込の工事単価は、約67万円/m2
他の公共施設の工事単価と比較して高い!

工事費用は契約の段階にならないと、行政は区議会に開示しません。
でも、どのくらい工事費用がかかるか、目線も示さないで事業準備を進めるのは財政的な民主主義の観点からあってはならないことです。

今回の施設計画にあたっては、
2年前に基本設計のプロポーザルを実施。
そこで隈研吾 事務所に決定。
その後、実施設計は随意契約で隈研吾 事務所が実施。その設計委託費が、約7,300万円。
ちょうど、工事契約額の5%程度の水準。
設計委託費は、工事費の5%程度が相場とも言われますから、設計委託費が決まった段階で、工事費用の目線はでそうなものです。

もちろん、工事契約の入札価格は、設計内容から積算して数字を作るので、こうしたザックリなロジックは当てはめることは出来ないけど、目線としてはいいかなと。

ちなみに、
せせらぎ公園の文化施設の計画概要は大田区役所ウェブサイト 田園調布特別出張所のページからご参照いただけます。

地域の皆さまが関心を寄せるプロジェクトなんだから、ウェブサイトにも載せてください!
そんなふうに議会で求めたことが形になっております。

大田区立志茂田小学校及び志茂田中学校ほか3施設外構その他工事(Ⅱ期)請負契約
相手方
松井・醍醐建設工事共同事業体
契約金額(税抜)
493,000,000円
不落随契

JV形式での入札条件によって、入札参加者が1社にとどまり、最終的に不落随契となった。

仮称大田区多摩川清掃事務所新築工事請負契約
相手方
幸建設株式会社
契約金額(税抜)
450,000,000円
落札率
99.08%
延床面積 1,360.53m2
大田区立男女平等推進センターの指定管理者の指定
特定非営利活動法人 男女共同参画おおたが、来年4月から5年間 指定管理者に指定されます。

公募したところ、同社1社の参加。
引き続き同社が大田区立男女平等推進センターの指定管理を行います。

ちなみに、大田区立男女平等推進センターは、となりの入新井第一小学校の建て替えに際して整備される公共施設に機能を移転する予定。時期はまだ未定。

その後の施設の活用方針は決まっていません。

大田区長の在任期間に関する条例を廃止する条例
こちらのブログをご参照ください。
大田区議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
区議会議員が会議に出席する際に、費用弁償として1日3,000円が支給されてます。
我が会派としても、議員特権みたいなものであり廃止するべきだと考えています。
ただ、今回の共産党の提案は、1日3,000円に代えて交通費実費を支給せよというもの。
それでは、実費として最大1,000円くらい支給されてしまい、廃止にはつながりません。
23区の状況では、費用弁償の不支給が6区あるのに、実費精算は3区しかない。
あえて、そうしたマイナー事例に合わせることもないでしょう。
ちなみに、費用弁償の定額支給を行なっているのは、14区あります。

提案者の共産党のみが賛成で、否決されました。

議員報酬や定数での議論は議会全体で進めなければなりません。

陳情は3件

大田区立男女平等推進センター「エセナおおた」の長寿命化改修を求める陳情
上述の議案にあったように、大田区立男女平等推進センター「エセナおおた」の今後はまだまだ確定する段階ではありません。

不採択となりました。

国に対し「消費増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情
不採択。
1947年日本国憲法に関する陳情
不採択。

報告は8件

大田区政に関する世論調査(平成30年7月実施)の結果の概要
毎年区民2,000人をサンプル抽出して、世論調査を行なっています。
定住意向や施策要望を質問しています。

ずっと住み続けたい、当分は住み続けたい、合わせた定住意向は83.4%

施策要望は上位から順に、
防災対策 53.5% 防犯対策 49.7% 児童福祉 38.6%

大田区報編集業務委託に係るプロポーザルの実施
大田区報編集業務委託に係るプロポーザル 12月18日から公募申込受付。
ふるってご参加ください!

ちなみに、今までの受託者は 株式会社文化工房

第31回いきいき大田写真コンクールの実施結果
10月2日までの応募受付で
379点の応募がありまして、入賞51点
表彰式が、
1月12日(土)午後2:30〜 アプリコ地下ホールで開催されます。
大田シティプロモーション戦略(素案)への大田区区民意見公募手続(パブリックコメント)の実施
12月21日までパブリックコメント受付します。
平成30年度大田区人事白書
毎年12月に向けて職員の給与水準が改定されます。
23区の人事委員会が、職員と民間企業従業員の給与格差を調査して、その格差を解消するために、給与と賞与の上げ下げを勧告します。
その勧告にのっとって、23区の副区長会と職員組合連合が交渉して、最終的な給与表を作成して、11月に開かれる議会で議決します。
それが目出度く12月の賞与にも反映されるのが、例年の流れ。

今年は特殊でして、
そうした職員給与の議案がありません。

4月に人事制度を変更して、
職員等級を8級あったのを、6級に圧縮。
旧2級、旧3級にあった万年ヒラ職員に昇級意欲がなけば、1級に降格。
等級は下げるものの、給与は引き下げてません。

23区の人事委員会が実施する職員と民間企業従業員の給与格差調査は、
同じ等級と目される職員の給与水準を比較する仕組みです。

職員の等級は下げるものの、給与は引き下げなかったことにより、
1級 ヒラ職員の給与が民間ヒラ社員より高すぎる。
という結果になりました。

全体として、2.6% 職員給与を引き下げるべし!
との人事委員会勧告になりました。

23区の副区長会と職員組合連合との交渉では、そうした引き下げ勧告がありながら、給与改定無し、すなわち据え置き。
給与引き下げ勧告を大胆にスルーされました。

議会で問題視しますが、交渉当事者が23区の連合体という状況であります。

とはいえ、
4月の人事制度変更のところで、旧2級、旧3級、旧4級にあった職員の昇級意欲を引き上げることは自治体の役割であったはずです。

職員の等級変化の違いは各自治体の経営姿勢を移すものです。

23区各区の等級ごとの職員数の割合を把握するように求めました。

大田区は下表の通りです。(大田区人事白書より引用して、筆者付記)

工事請負契約
森ケ崎公園改良工事その2(駐車場等)
相手方
長久保造園土木株式会社
契約金額(税抜)
73,190,000円
落札率
94.36%
平成30年度 収納状況報告
平成30年度第2回東京都国民健康保険運営協議会
平成31年度仮係数に基づく納付金の算定結果が示されました。

国民健康保険の保険料がまた上がります。

高額療養費の保険料賦課を進めていることも値上げに影響しています。
高額な医療を受けている方の自己負担分が全体の保険料負担増につながりすぎ。
高額療養費自己負担限度額を引き上げる。
そうしたことを国に声を上げるべし!
と求めました。

●次回は、12月17日 10時〜