大田区議会第3定例会 決算討論 2018.10.11

平成29年度大田区一般会計決算の認定に賛成する趣旨での討論を会派を代表して行いました。

区議会公式サイトにアップされている動画でもご覧いただけます。


以下、発言内容。

第70号議案 平成29年度大田区一般会計歳入歳出決算の認定に賛成、
第71号から第73号に至る各特別会計歳入歳出決算の認定に賛成いたします。
賛成の立場から討論いたします。

平成29年度は一般会計で約102億円の歳入歳出差額が発生。質疑で申し上げたように102億円余っただけでなく、当初予算と歳出決算との比較では、164億円余ったわけです。

平成28年度は形式収支が70億円に改善しましたが、

これまでも 平成24、25、26、27年と4年連続で形式収支が100億円以上の歳入歳出の差額が生じていました。そして、この平成29年度、当初予算と歳出決算との比較では、164億円余った。

このように、区民からお預かりした財産をただただ余らせていくのは、松原区長の緊縮財政路線が転換できていないからではないでしょうか。

松原区長就任後、リーマンショックの余波を受けて、平成23・24年度は一般財源の5%のマイナスシーリングを実施する緊縮財政路線をとっています。
これは時宜を得たものですが、
平成30年度予算の特別委員会における区長の発言でも「選択と集中の考え方を基本にして、事業の見直し、再構築に取り組む」とあり、依然、緊縮財政路線を基本とされている。その様に、区職員の方々に伝わっているのではないか。
お金が余ったら機動的に追加で予算要求しようとか、新規事業を検討しようなど、行政全体がしなやかさ、そして、クリエイティビティに欠いているのではないか。
これこそ10年を超えた長期政権による組織の硬直化の現れではないか。

ただ、区民からお預かりした財産を活用しきれなかったことだけを理由に決算の認定に反対するものではありません。

今年度は、松原区長の初当選時に公約された3期12年の任期最終年度です。
今年度の下半期そして来年度予算において、区民の未来に適切な投資を実行していただきたい。

大田区として取り組まなければならないことについては、
一昨日我が会派で松原区長に要望させていただいた7分野全27項目であります。

未来を担う子どもたちのために
我が会派では昨年度から要望してます学校体育館へ冷暖房設備の設置
区立図書館全館へのプロジェクター配備
幼児や児童への自転車用ヘルメット購入費補助の復活
不育治療費助成

障害者が地域で安心して暮らせるまちをつくるために
手話通訳の充実ほか、障害者差別解消の推進

魅力と個性あふれるまちをつくるために
西六郷タイヤ公園をはじめとした公園トイレの洋式化の加速推進
子どもたちがボール遊びをしやすい公園の整備促進
大森駅周辺での客引き客待ち防止等指導員の配置

世界へ羽ばたくまちをつくるために
空港跡地第1ゾーンでの企業やクリエイターの国際交流拠点の整備

安定した暮らしと人権を守るために
自殺対策の推進

犬や猫にもあたたかく向き合うために
地域猫対策の予算化

国を愛するために
祝日に国旗掲揚を

以上、実行していただきたい。

事業の見直し、再構築もまた、松原区長の公約であります。
目覚ましい成果をこの年度末に向けてお示ししていただきたい。

以上
松原区長の任期最後の6ヶ月に向けて強くお願いをば申し上げて決算の認定に賛成いたします。