一般質問 2018.9.14

大田区議会 平成30年第3定例会 一般質問での私の発言内容をアップします。

呑川流域施策(豪雨対策、合流改善、ユスリカ対策)について
区道の適正管理について
みんなが誇れる大田区をつくる文化振興について

質問しました。

【呑川流域施策(豪雨対策、合流改善、ユスリカ対策)】

豪雨対策

呑川とともに城南三河川清流復活事業の対象である渋谷川、目黒川を視察しました。
昨日、渋谷川は渋谷ストリームという水辺を活かした商業空間がオープンしました。

※ブログもご参考まで

2013年7月集中豪雨による住宅地での浸水被害を受けて、大田区上池台地域で下水道が時間75ミリ降雨に対応できるよう整備が進められています。
呑川暗渠部の世田谷区目黒区でもやはり浸水被害があったので、下水道整備が進んでいます。具体的には、増強幹線を東工大グラウンド地下に接続して、貯留施設を設置する。

【Q】貯留施設のキャパシティによっては呑川の大田区上流に放流される。
大田区に水害リスクが増大してしまいます。放流しないことを大田区として下水道局に確認いただきたいが、いかがか?

【A】東京都下水道局では、目黒区および世田谷区の浸水対策として、呑川緑道の下に新たに下水道を整備してきた。当面は、貯留施設として運用するため、豪雨時に貯留施設から呑川に放流されることはないと聞いている。

合流改善

呑川の水質改善に向けて、合流改善を計画していただいてます。
東調布公園地下に設置される貯留施設に雪谷、石川町、世田谷区奥沢の下水道の降雨初期の汚れた下水を取水します。
豪雨の時に呑川にドバドバと流れ込む越流水の水質改善に資するものと期待しております。

【Q】呑川最上流、目黒区緑が丘の工大橋では、呑川暗渠部の世田谷区目黒区からの越流水が大きく流れています。
こちらの合流改善も同様に進められるのか、関係者に働きかけていただきたいが、いかがか?

【A】呑川の水質浄化対策は、東京都ならびに流域自治体である世田谷区・目黒区との連携による呑川水質浄化対策研究会を開催し、合流式下水道の改善を含め、様々な水質浄化対策を検討・推進している。
大田区を中心とする呑川中流域における合流改善事業は、東調布公園を活用した貯留管について、2020年度の事業着手に向け検討を進めている。
呑川上流の目黒区や世田谷区の合流改善事業についても、呑川水質浄化対策研究会などを通じて、東京都および関係区とより一層の連携を図りながら、検討を進めていく。

ユスリカ対策

下水道としての位置づけが大きい呑川には流水の富栄養化に伴ってユスリカによる害が問題となっています。
議会での議論もあってユスリカ対策は進展しています。

【Q】呑川のユスリカ対策の現状とその効果をお示ししていただきたいが、いかがか?

【A】区では、この間ユスリカの大量発生を防止するために、河床を走行する清掃車を導入し、河床清掃の回数を年4回から43回に増加した。2017年度からはそれに加えて、河床に生える藻をブラシでそぎ落とす清掃車による清掃を実施している。
これらの結果、最近では広範囲の辺り一面を覆うようなユスリカの大量発生が無くなった。また、捕虫器で捕獲した成虫も減少傾向にある。
区では今後も引き続き捕虫器による成虫の捕獲などによって、ユスリカの発生状況を把握しつつ、呑川の河床清掃を充実させ、ユスリカの大量発生を防止していく。

【区道の適正管理】

大田区の自転車放置対策はけっこう改善されてきたと感じます。一方で、区道の管理者として、徹底されてないと思うところがある。

蒲田駅西口では、せっかく広場をきれいに整備したのに、監視を置きつつも不法駐輪を黙認しているところがあります。区道の管理者として不適切だと思います。是正してください。

御嶽山駅前のイオンと御嶽神社の間の区道の歩道には、駐輪禁止と表記された黄色いバリケードが設置されてます。不法駐輪を排除する姿勢は評価しますが、乗用車2台分程度の場所をとるバリケードが設置されてます。
残念ながら、バリケードの周りに自転車が不法駐輪されている現状も伴って、車道部分も含めてただただ交通の妨げになっています。
道路法42条では、道路管理者は、道路を常時良好な状態に保つように維持し、修繕し、もつて一般交通に支障を及ぼさないように努めなければならない。とされています。

【Q】御嶽山駅前のイオンと御嶽神社の間の区道の歩道には、駐輪禁止と表記された黄色いバリケードが設置されている状況は、
コンプライアンスの観点から、今日にでも是正されるべきです。いかがか?

【みんなが誇れる大田区をつくる文化振興】

みんなが誇れる大田区をつくるために文化の振興はきわめて重要。

私は、昨年の予算特別委員会総括質疑で大田区の文化振興の現状をうかがいました。
司令塔たるべき文化振興課の役割は、従来からのイベント企画やハードの整備、そして文化振興プランの策定であると感じました。

昨年度、文化振興のアンケート調査を行っています。
自由意見含めてさまざま意見が寄せられる中で、情報発信が課題との意見が多かったようです。

いま文化振興の情報発信は文化振興協会のArtMenuが存在感があります。各駅のラックで配布されるなど区民の目に触れる機会は多い。
文化振興協会主催のイベントのみならず、大田区で行われる様々な文化イベントを発信するツールに強化してはどうでしょう。

また、たびたび私も提唱していますが、トリエンナーレのようなアートのまち歩きにイベントをパッケージして、より魅力的に工夫して見せることも一案です。

大田区の文化についての情報を区の主催かどうかにかかわらず、質と量を充実させた情報として区民に発信することで、区民も大田区の文化情報に興味を持つものと考えます。

【Q】大田区の文化情報の発信について今後どのように工夫していくのか?

【A】区は、2015年3月に策定した「大田区文化振興プラン」において、多様な文化の活力が生み出すにぎわいのあるまちの考え方に基づき、区民の皆さまが身近に文化に親しめる機会の提供と情報の発信に努めている。
より多くの区民の皆さまが文化・芸術に関心を持ち、文化・芸術イベントへの参加や自主的な文化活動につなげていくためには、文化情報を喚起する魅力的な情報発信が重要と考える。
より多くの区民の皆さまにご覧いただけるよう、区報、ホームページに加えて、SNSを活用した情報発信を行っている。
今後さらに、区民の皆さまが文化活動に親しんでもらえるよう、民間施設との連携強化や、情報誌や街歩きガイドなどの内容を充実させるとともに、多様な媒体を活用し情報発信に一層の強化を図っていく。

情報発信のほかに、区民からイベントへの参加申込が往復ハガキに限定されて不便との意見もありました。せっかく情報が区民に届いてもレスポンスし難いのはよろしくない。
イベント申込の簡便化といった工夫もお願いいたします