日大アメフト問題の終結はいつなのか?

こんにちは。
大田区議会議員 岡高志です。

ワイドショーはボクシング連盟の話題で持ちきりですが、
日大アメフト問題は、第三者委員会の最終報告書が7月30日に公表されたものの、まだまだ終結に至ってません。

たんなる部活の問題でなく、公益法人のガバナンスの問題なので、私もブログで意見提示します。

日大アメフト問題の経緯

5月6日 日大アメフト部の関西学院大学との試合で、悪質なタックルが行われ、その動画が当日からwebで拡散がはじまり話題となりました。

5月15日 日大アメフト部 内田監督が、関西学院を訪問して謝罪。悪質なタックルを選手には指示をしていないと責任回避の発言。

ダメな体育会体質の枠を超えて、
田中理事長と内田常務理事・監督を中心とした内向きな学校法人の問題にシフトしてきました。

5月21日 被害者選手側が被害届を提出。

5月22日 加害選手が謝罪会見。監督・コーチの指示で悪質なタックルを行なったと発言。若者が顔出しで誠意を持って対応したことで、部活指導者への批判が強まりました。

5月23日 日大アメフト部 内田監督と井上コーチが記者会見。前日の加害選手の発言を否定。悪質なタックルを選手には指示をしていないとの責任回避を維持。学生が自白したのに、指導者があまりにも大人げないと世論の大反発を買う。

5月25日 日大 大塚学長が記者会見。責任回避の姿勢を維持した上で、日大が風評被害にあって困っているという趣旨の内容で、世論の大反発を買い続ける。

ひとつの部活の犯罪事案だったのを、マンモス学校全体の問題に完全に引き上げました
何のために学長が出てきたのでしょうか。
教学の責任者の認識がオカシイことをさらけ出しました。

5月29日 関東学連が調査結果を公表。内田監督と井上コーチの悪質タックル指示を認定。

6月1日 日大 第三者委員会の設置を発表。

ようやく。。。

第三者委員会の最終報告書の甘い内容

7月30日 第三者委員会による報告書が公表されました。

弁護士を中心にしたメンバーによって、事実が詳細に掘り起こされています。

井ノ口理事の脅迫めいた口止め行為にみられる隠ぺい体質を明らかにした以外は、5月29日の関東学連の調査結果の内容通りといったところ。

事実認識には甘さが感じられます。
田中理事長に忖度したといえるでしょうか。
学長は、保健体育新議会の会長として具体的に権限があるから責任もある。
理事長はほかの理事同様に、法人の経営一般についての責任にとどまるような認識にしています。
(以下、第三者委員会 最終報告書を引用)

田中理事長の発言でも、
「今回の対応は教学の責任者である学長にお願いしている。」

日大アメフト部の問題終結は、日大全体のガバナンス改革、つまりは、田中理事長の辞任であるべし。

内田監督とコーチの責任に加えて、大塚学長の管理責任をとらせて終結させるのでしょうか。

雑誌報道では、アメフト部以外でも、田中理事長の様々な問題も指摘されています。

私立学校法では、理事をクビにする定めがない。
理事会で田中理事長を解任するのは、現理事の多数が決死のクーデターを企てることが前提なので不可能でしょう。

潔く退くキャラクターじゃないから、監督官庁である文科省が動くべきでしょう。
たとえ、キャリア官僚が裏口入学など利権にまみれていたとしても、本業である学校への指導監督の手を緩めてはいけない。
文科省が動かないならば、国会で議論にしなければならないでしょう。

株主のような権利者がいない公益法人だから、
公共の場で責任追及することになるのです。

田中理事長の発言で、
「本事案が解決した際には改めて謝罪するつもりでいる。」
とありますから、今後の田中理事長の動向に注目です。