大田区 2018年度(平成30年度)予算が成立しました

こんにちは。大田区議会議員 岡 高志です。
大田区の2018年度(平成30年度)予算案が成立しました。

岡高志目線で2018年度予算を簡単にお伝えします。

大田区の予算規模は 2,787億円(前年比 +6.5%)

予算増加の大きな要因は

  • 保育サービス経費を中心とした児童福祉費(福祉費の一部分) +80億円
  • 教育費 +60億円

こうした子育て教育にかかる経費が増加していることがわかります。

待機児童対策として、保育園を増やしていることは社会全体の要請です。
教育の予算が 着実に伸びているのは、当選当初から教育費が少なすぎると主張してきた私は歓迎しています。

教育予算が伸びているといっても、学校施設建築費で増えている要素はあります。

学校の建て替えを早く推進するべきとも私は主張しています。
計画的に公共施設を建て替えるべしと提言してマニフェスト大賞もいただきました。

学校の建て替えだけでなく、他の公共施設の整備も進みます。

  • 羽田地区の公共施設 建替 24億円
  • 田園調布せせらぎ公園文化施設 建設 6億円
  • 大森駅東口下りエスカレーター設置 4億円
  • 池上駅駅ビル整備補助 2億円
  • 平和島ユースセンター 改修 9億円
  • 西糀谷特別養護老人ホーム 整備補助 5,600万円
  • 障害者サポートセンター 増築 3億円

ソフト面の新規事業をいくつかご紹介。

不登校児童・生徒の支援
中学校における学級集団調査の実施
送迎や別室対応を行う登校支援員を配置
登校支援に携わる教員の代替講師の配置
登校支援アドバイザーの配置
教員の長時間労働の解消
副校長補佐の配置
中学校部活動指導員の配置
日本語指導の拡充
外国人児童・生徒に対して行っている日本語特別指導を、現在の年 60 時間から年 80 時間まで拡充
介護保険ケアプラン点検の実施
主任介護支援専門員が区と協働してケアプランを検証確認。自立支援に資するケアプランとするとともに、過剰なケアプランを是正することができます。
医療的ケア児の区立保育園受け入れ
医療的ケア児支援のための協議会を設置
区立園2園で痰の吸引、経管栄養、導尿を実施
訪問看護師派遣による在宅レスパイト
オリンピック・パラリンピックのボランティア受け入れ

蒲蒲線・新空港線はどうなったのか?

2017年度予算で蒲蒲線・新空港線の整備主体設立のための出資金として、1億8,000万円が計上されてました。
かなり具体的に蒲蒲線・新空港線の計画が進むのだな、ということで、今年度の議会では蒲蒲線・新空港線についての議論が活発になされました。
出資比率がそのまま工事費の負担割合に影響してきますから、極めて重要なテーマ。
行政執行部が長期にわたる費用負担をヘタに約束してきやしないかと納税者の代表たる議員は懸念するわけです。

そこで、私は適切な負担割合を議論すべく
利用者の時間短縮の便益のうち、大田区にとっての便益の比率はわかりますかと、松原区長に質したのですが、
東京都と協議中なので現時点では答えません、そんな残念な答弁でした。

議会でまともに説明できない状況だからか、東京都との整備推進に向けた協議も進まず、整備主体の年度内の設立は成らず。
出資金として計上された1億8,000万円は2018年度に持ち越し。

2017年度の松原区長は、2大テーマだった『中央防波堤埋立地の帰属問題』 『蒲蒲線・新空港線』で何の成果も出せなかったこととなりました。

2018年度は松原区長の任期最終年度となりますが、大きなテーマが無くなったぶん、
スムーズな政権移譲が懸案となりそうです。