東京都議会 傍聴記 〜 学生インターンによる小池知事所信表明演説のまとめ

今日は初めて都議会を傍聴しました。
平成30年 第1定例会の初日。

インターンの大学生を連れて傍聴しましたので、大学生Kさんの感想をそのまま紹介します。

今回の議会では東京都知事、警視総監、監査委員、包括外部監査人の計四人の方が報告を行いました。

都知事は以下のような報告を行いました。
まず、東京2020に向けて「三つのシティ」であるセーフ・シティ、ダイバー・シティ、スマート・シティを実現することを目標に掲げました。また、財源の拡大を国に行ってもらうために協力することを都議会に要請しました。
次に女性や高齢者の活躍についての政策について報告しました。具体的には、女性の産休後の仕事復帰に対する支援、男性の育休実施などにより女性が働きやすい環境作り。高齢者の大学である「首都大学東京プレミアムカレッジ」の開設。高齢者のインターンの実施などです。
また、障がい者に対する社会進出への後押しや、バリアフリーの推進も引き続き行っていくということです。
教育分野に関しては、2020年から小学校で英語が必修化するのに向けた、英語教師の小学校への派遣。不登校特例校への支援、教員のケアなどを行い、生徒と教員が生き生きと過ごすことができるような政策を行っていくそうです。
働き方に関しては、出勤時間に時差を設ける会社に支援を行うことで出勤時のラッシュ解消を目指す、時差Bizを去年行い、その効果を強調しました。
また、テレワークの普及を目標に掲げました。
都民の暮らしに関しては、受動喫煙を防ぐためのたばこの規制、無電柱化、木造建築密集地帯の解消、東京くらし防災の配布、テロ対策の向上の消防署に対する要請、商店街の空き家防止、電気自動車の普及促進などの政策を掲げました。
CO2削減に関しては2030年には2000年比で30%削減を目指すということです。
海外との交流に関しては、Tokyo Tokyo FESTIVAL、パリ東京文化タンデムの実施。また、ラグビーワールドカップに向けて他の開催都市と協力して広報を行い、東京2020に向けて海外との交流やスポーツに力を入れていくということです。

警視総監は以下のような報告を行いました。
まずは、交通規制や外国語対策交番の設置などの、東京2020に向けた対策についてです。
次に犯罪抑止についてです。昨年の犯罪件数は12万件でした。そのうち特殊詐欺が3000件で、被害総額は79億5000万円でした。これを受けて、全ての市区町村と共に犯罪の起きにくい社会づくり目的とする、特殊詐欺対策プロジェクトを行うそうです。
テロ対策に関しては、右翼団体の検挙や防犯カメラの設置などだけではなく、サイバー空間に特化したランサムウェア対策や仮想通貨に関する犯罪の取り締まりも強化するということです。
また、交通事故防止、災害対策なども引き続き行っていくということです。

監査委員からは、工事費、財政と団体、行政、決算についてのそれぞれの監査件数と指摘件数の報告がありました。

包括外部監査人からは、グリーン水素シティに関する予算の指摘などを行ったとの報告がありました。

都知事が具体的にどのような仕事をしているか知らなかったけど、教育、働き方、暮らしなどの都民の生活に直接かかわることだけでなく、オリンピックに向けた海外に対する日本のPR、CO2の削減、環境保全全般など多くのことに関わっているということが分かりました。
また、監査人という第三者的な立場から予算などについて調査、指摘を行う機関があると知りました。

都知事と警視総監の報告から、東京2020に向けて着々と準備が行われており、どの機関もそれに時間や予算をかけていると思いました。

初めての都議会傍聴で、時間や形式に戸惑う部分もありましたが、都政について少しでも知ることができたので、都政と区政の繋がりや違いなどに目を向けながらこれからのインターン活動に役立てたいです。