視察: リアルタイム文字通訳e-ミミの現場と沖縄県議会

大田区議会の一部の委員会でも導入したリアルタイム文字通訳e-ミミの現場と沖縄県議会を議会運営委員会の一行で視察しました。

リアルタイム文字通訳 e-ミミについては、議事速記が必要な議会にも変革の流れが来ています。をご参照ください。

リアルタイム文字通訳サービス e-ミミについて
アイセック・ジャパン 一瀬社長からお話をうかがいました。

リアルタイム文字通訳は2人1組、10分交代で入力。
早い入力者でも、200文字の入力。
早口の議員は350文字発言する。
組む2人で交互に打ち分けていくのが、e-ミミの技術で、たとえば、 こんにちは〜田中さん〜お元気ですか〜くらいの文節で入力者が変わっていく。
一方で、間合いが難しいから、3ヶ月くらい育成しないと戦力にならないそうです。

議会のように3時間くらいになると、2組の4人でなくって、6人は必要。
なので、同時開催の会議は3件が限界。
大田区議会は5つの常任委員会が同時開催されるので、完全実施は難しい。

他のサービスの比較についてうかがいましたら、
テレビの聴覚障害向けの字幕であるステノキャプチャナーは、
専用の入力装置を使い入力文字数は300文字くらいいけるが、人材育成がさらに必要。
e-ミミの倍の料金がかかるだろうとのこと。

音声認識ソフトより人の方がまだ質がいいが、併用などによる効率化も検討しているそうです。

議会改革の取り組みについて
沖縄県議会では平成24年に議会基本条例を制定し、議会改革推進会議を設置しています。
議会改革推進会議のメンバーは、会派代表者や議会運営委員会メンバーとの重複もありますが、継続的な議会改革の議論が行われています。
質疑のあり方や、情報公開、ICT化などについて今まで議題となっています。
年に7回程度、定例会の際などに開催しており、着実に成果につながっている。
大田区議会においても、同様に改革が必要な事項はありますから、議会改革のための常設の会議体が必要だと感じました。

上述のe-ミミは、予算・決算特別委員会への各所管常任委員長報告作成のための基礎資料として活用しているそうです。

以上、まとめました。
視察を受け入れいただいたアイセック・ジャパン、そして、沖縄県議会の皆さまありがとうございました。