東京の議員定数削減に向けた議論の構図〜練馬区議会

こんばんは。
大田区議会議員 岡高志です。
地方議員こそSNSで情報発信をだなんて改題で先日のブログを紹介いただきました。
議員みずから地域政治情報についての発信をしなきゃいけないということもあります。
さて、ひょんなことから練馬区議会で定数削減の議案が出ていたことを知りました。都内の自治体の話は、マスコミには滅多に取り上げられませんから、詳しくは練馬区議会議員のみなさまの発信が頼りです。私は議員定数削減は推進したいので、興味をもってまとめます。
一般の有権者の方は、
議員定数削減についてどう思われますか?

議員定数削減をめぐる議論を何人かの練馬区議会議員がwebで発言していたので、Googleの一面の検索表示上位順に引用します。
練馬区議会議員の知人がいないので、webベースでしか調べてません。ご意見あればお知らせください。

かとうぎ桜子議員『議員定数削減の議案』


反対

「身を切る改革が必要」というのであれば、議員の数を減らすのではなく、議員報酬を減らすという方法があります。

倉田麗華議員『練馬区、議員定数削減、費用弁償ゼロの議案提出~第一定例会・最終日~』


賛成
議員が身を切る改革を進めるべく、議員定数の削減を掲げて参りました。
定数が削減されることで競争力が高まれば議員の質の向上に繋がり、結果として区民サービスの向上に繋がると考えます。
賛成
『練馬区議会議員定数条例の一部を改正する条例』 練馬区議会公明党12名、練馬区議会民進党・無所属クラブ6名、都民ファーストの会練馬区議団2名、 練馬区議会維新の会1名、大改革自民1名、計5会派22名で提案しましたが、提案者以上に賛成者を得ることができず、誠に残念ですが否決という結果になりました。
練馬区議会議員定数条例(平成元年12月練馬区条例第59号)の一部をつぎのように改正する。
本則中「50人」を「48人」に改める。  付則  この条例は、つぎの一般選挙から施行する。
『練馬区議会議員の議員報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 』も公明党が主導で、議長の決断で議会運営委員会として奇跡的に提案することができ、可決させることができました。
賛成
議員定数を50名→48名に削減する議案も公明・民進・維新・都民ファーストなど22議員の共同提出で臨んだが、自民・共産・ネットなどの反対により否決。長年続けてきた議会改革の議論。あと少しのところで実現ならなかったのは残念。公・民・維・ファVS自・共・ネという構図が今を象徴している。

橋本けいこ議員 本当の議会改革を!~費用弁償と定数削減議案


反対
すでに2回練馬区は定数削減をおこなっています。現在の議員1人当たりの人口は14500人を超え23区で4番目の多さです。これ以上減らすことは多様な意見を反映する議会にならないと反対討論しました。
おじま紘平議員が指摘するように公・民・維・ファVS自・共・ネという構図がうまれています。
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グラフは岡高志作成。”保守”・”革新”はざっくり分けてます。

大田区の議員である私がこの議員定数削減議案に興味を持つのは、相似点があるからです。人口はともに71万人。議員定数もともに50人。議会の勢力図も似通ってます。

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グラフは岡高志作成。”保守”・”革新”はやはりざっくり分けてます。新会派結成のご報告でお伝えした私の新会派は便宜的に”維新”としておきました。

維新は議員定数削減に積極的ですね。
大阪府議会では2011年6月、議員定数を109から88へと21議席削減する条例改正案を維新の賛成により可決しています。

大阪で橋下徹知事に近い勢力で議員定数削減を実現したように、東京では小池百合子知事に近い勢力で議員定数削減が実現するかもしれません。

世田谷区議会も定数50人で、
公・民・維・ファVS自・共・ネという構図が拮抗してます。
自民党を離反する議員がいれば、定数削減も実現します。(もしも議案がでればの話ですが。)

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※ グラフは岡高志作成。”保守”・”革新”はやはりざっくり分けましたが、社民系の保坂展人氏が区長の世田谷区なので、スタンスは違うかもしれません。
都知事選の余波が区議会に流れてくるかもしれません。

議会運営委員会 5月18日, 2017年

この5月に私含めた4人のメンバーで新会派を結成しました

大田区議会では、会派の議員数が4人以上から交渉会派として、議会運営委員会のメンバーを出すことができます。
今年は私が会派を代表して議会運営委員を務めます。
議会の表舞台で、会派の共通政策である議会改革(議員定数削減、議会費削減、費用弁償廃止)をうったえて実現を目指します。
 
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さて、定例的な議会運営委員会は、
本会議の進行をどうしよう?
ということを交渉会派メンバーで協議・決定することなので、至って地味です。このブログでは、全てを報告するのではなく、一部の概略を記述することにします。
 
この日の議題は、来週25日に開催される臨時会に向けて、
予定議案が区長からご説明があり、
(新会派結成に伴う)席替え、
臨時会の式次第、
などが異議なく決定されました。
 
ちなみに議案はこの日の夕方、各議員に配布されまして、以下の通りです。
 
大田区特別区税条例の一部を改正する条例
株式配当所得について所得税と異なる課税方式を選択できるようになった。
軽自動車税の賦課方式の特例を定める。
ための条例改正。

仮称大田区羽田四丁目複合施設改築工事請負契約
契約金額 11億9,880万円
小川・大光建設工事共同企業体

大田区立六郷保育園及び大田区立六郷図書館改築工事請負契約
契約金額 6億4,750万1,040万円
幸建設株式会社

大田区立仲六郷保育園改築工事請負契約
契約金額 6億1,560万円
醍醐建設株式会社

仮称大田区羽田四丁目複合施設改築機械設備工事請負契約
契約金額 1億8,144万円
株式会社勝工業所

和解に係る専決処分の報告
賃貸工場の明渡し猶予 3件

区の義務に属する損害賠償額決定に係る専決処分の報告
 

大田区立志茂田小学校及び大田区立志茂田中学校の改築工事請負契約の専決処分の報告
前回 3,766,953,600円に変更したのを
今回 3,798,133,200円に変更。

 
 

・次回の議会運営委員会は、臨時会開催の5月25日です。